未来の演劇の可能性について あらゆる視点からボーダレスに

「アーカイブ」を通して見つめる
舞台芸術のこれまでと現在

2024年1月9日にTHETRE E9 KYOTOで開催される、連続シンポジウム第1部のテーマは「アーカイブプロジェクトについて」。評論家や専門家など多様なゲストを招いて舞台芸術のこれまでを振り返ると同時に、次世代を担う若手アーティストや未来の研究者へのフィードバックや活用の機会を創出するための企画でもあります。なんと言っても、その強みは今年5周年を迎えるTHETRE E9 KYOTOが開館以来、京都市立芸術大学とともに積み重ねてきた記録映像や広報物などの貴重なデジタルアーカイブ。それらを元に京都、ひいては関西の演劇の過去を掘り起こしながら、現在、そして未来の演劇の可能性についてあらゆる視点からボーダレスに考える契機へ。

5周年を迎えるTHETRE E9 KYOTOから
世代を越えて先の10年をビジョンする

新型コロナの位置づけが5類に移行したとはいえ、セーフティネットの解除等によって舞台芸術におけるダメージは新たな局面を迎えています。特に学生演劇や旗揚げ期の団体など若い世代における影響は大きく、演劇界の未来に直結する問題に。そんな状況だからこそ、若手演劇人が歴史との接点を持つことで改めてコロナを経て生じた課題を可視化し、京都・関西の舞台芸術の将来に繋がる“土壌づくり”に繋げたい。そんな思いで開催するのが連続シンポジウム第2部「京都・関西の演劇史について」です。若手世代はもちろん、先行世代がともに参加することで横のつながりを以て今後10年の業界を展望すること。世代やジャンルを越え、関西の舞台芸術が一つとなって“新たな創客”を目指すための機会になりそうです。

シンポジウム
「京都から見た関西の舞台芸術の歴史と未来について」

日程

2024年1月9日(火)18:30〜21:30

会場 THEATRE E9 KYOTO
〒601-8013 京都府京都市南区東九条南河原町9-1

対象 舞台芸術関係者、劇場に興味のある方

定員 70名

参加費 無料

登壇者

■第1部「THEATRE E9 KYOTOアーカイブプロジェクトについて」
・佐藤知久(京都市立芸術大学芸術資源研究センター専任研究員・教授)
・新里直之(京都芸術大学舞台芸術研究センター研究職員)
・福井裕孝(演出家・THEATRE E9 KYOTOアソシエイトアーティスト)
・駒優梨香(脚本家・演出家・世界平和書店代表)
・あごうさとし(THEATRE E9 KYOTO芸術監督)

■第2部「京都・関西の演劇史について」
・九鬼葉子(演劇評論家・大阪芸大短期大学部教授)
・畑律江(毎日新聞客員編集委員)
・あごうさとし(THEATRE E9 KYOTO芸術監督)
・蔭山陽太(THEATRE E9 KYOTO支配人)

申し込み

下記サイトよりチケットをご予約ください。
https://askyoto.or.jp/e9/ticket/240109

問い合わせ

一般社団法人アーツシード京都
TEL:075-661-2515(10:00〜18:00)
メール:info@askyoto.or.jp

詳細 https://askyoto.or.jp/e9/ticket/240109

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