演劇の根幹が抜けたものは届かない。 そのうえで子ども向け演劇とは?

子ども向け演劇をつくることに
興味がある人なら誰でも参加してほしい

劇作家・演出家・脚本家の山本タカが2014年に立ち上げた創作拠点「くちびるの会」が考案した児童向け演劇表現「紙おしばい」を体験するワークショップ。「紙おしばい」は、「(劇場ではない)子どもたちがいる場所で上演できる演劇をつくりたい」という思いから生まれた舞台表現で、2019年から上演を行っています。
ワークショップのファシリテーターは山本が務め、対象は、子ども向け演劇に興味のある俳優、劇作家、演出家に加え、創作に興味がある一般の方もOK。稽古に近いカタチで創作を体験するプログラムを通し、どんなふうに表現すれば子どもにアプローチしやすいかなどを考えていきます。

団体のリソースを社会に使っていこうという理念に共感した

山本が伝えようとしているのは「紙おしばい」のやり方ではなく、「大人向け演劇のアクトと子ども向け演劇のアクトはどこが繋がっているのか、どこを子ども向けにするべきなのか」、というところ。「アクトの根幹を見つめながら、子ども向けの演技について掘り下げるワークショップにしたいです。なぜなら子ども向けだからと言って、いわゆる子どもだましの、演劇の根幹が抜けたようなものをつくってしまうと、子どもたちはすぐに退屈してしまいますから」。
アートキャラバン・サテライトへの参加については、「演劇をつくるなかで、実際的に、社会にどう寄与できるのか、というところに僕は興味があります。なのでサテライトの、団体のリソースを社会に使っていこうという理念に共感し、参加しました。そこで我々の持つ最適なリソースは子ども向け演劇だろうなと思って考えたのがこの企画です。これを機に、より多くの人が子ども向け演劇をつくることに興味を持ってくれたらいいなと思っています。新たな子ども向け演劇の担い手の表現を見た子どもたちが、将来、演劇を作ったり、観客になったりするかもしれないので」。

くちびるの会 ワークショップ
「子ども向け演劇を体験!」

日程

2023年12月27日(水)13:00〜16:00

会場

山吹ファクトリー
〒162-0801 東京都新宿区山吹町341-4 博龍ビル3階

対象

子ども向け演劇表現に興味がある俳優・劇作家・演出家。
・演劇経験はないが子ども向け演劇に興味がある方。

定員 10名程度

参加費 無料

ファシリテーター

山本タカ(くちびるの会 代表/脚本・演出)

アシスタント

北澤小枝子、橘 花梨、永田涼香

申し込み ※受付終了

問い合わせ くちびるの会


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